ITベンダーだけでなく、ユーザー企業のスタッフも参加する。
開発プロジェクトの体制には通常、ITベンダーだけでなく、ユーザー企業のスタッフも数名参加する。
参加するメンバーは、情報システム部門のスタッフのほか、システムを実際に利用するユーザー部門のスタッフであることが多い。
これらのメンバーは実は、RPFの作成、オリエンの開催、コンペの判断を担っていたことが多い。
そして、ベンダー選定以降は、ITベンダーのスタッフとともに、IT戦略の策定、要件定義、外部設計などを詰めていくことになる。
ベンダーとユーザーが協力することで、プロジェクトは進められる。
ITベンダーとユーザー企業のメンバーで構成されるプロジェクトの体制は、プロジェクト体制図にまとめられ、メンバー入れ替えの際などに、随時更新される。
また、プロジェクト開始後のミーティングでは通常、ITベンダー側のスタッフが毎回、議事録をまとめるが、それをチェックするのもユーザー企業側のスタッフの仕事となる。
このように、ITベンダーとユーザー企業が互いに協力し、チェックすることで、システム開発のプロジェクトは進められるのだ。