CMMI=ソフトウェア開発組織のプロセス改善指標
CMMIとは、ソフトウェア開発組織のプロセス改善指標である。
ISO(プロダクトやマネジメントシステムの国際規格)のIT版とも言うべきCMMIでは、ソフトウェア開発に従事する組織において、開発の進捗や成果がどの程度文書化され、目に見える形で管理されているかを、CMMI1-CMMI5の5段階で評価する。
CMMIは、IT調達プロセスに問題を抱えていた米国国防省(DOD)に依頼されたカーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所(SEI)によって開発された。
CMMI-AM=IT調達の指標
CMMIは、システムエンジニアリング(SE-CMMI)、ソフトウェア開発(SW-CMMI)、ソフトウェア調達(SA-CMMI)、統合製品開発(IPD-DMM)などの様々な指標で構成される。
このうち、IT調達の指標であるCMMI-AMは、ベストプラクティスなどに基づいて、民間企業のIT調達においても有用であるとされる。
CMMI-AIの指標に合致しているかを、ITベンダー選定の基準として利用するのだ。
CMMI-AMでは、特に、ITベンダーの開発能力とプロセス成熟度が重視される。