
業務をシナリオに落とし込み、業務を遂行するソフトウェアです。

RPA(RoboticProcessAutomation)とは、ホワイトカラーによる定型的な事務作業を自動化することを指し、RPAツールは、人手で行っている業務(PC操作)をシナリオに落とし込み、シナリオに基づいて業務を遂行するソフトウェアです。
RPAツールには通常、ルールエンジン、HTML解析、画像認識などの機能が搭載されており、画面上の座標指定も可能です。
ある意味、エクセルのマクロ機能を高度化させたツールと言えるでしょう。
直感的な操作によって機能を開発可能なソフトウェアです。

一方、ノンプログラミングツールとは、プログラミングすることなく、ブロックの組み合わせやエクセルライクな操作など、直感的な操作によってRPAツールと同様な機能を開発可能なソフトウェアです。
ノンプログラミングツールは、ローコードツール、ノーコードツールなどとも呼ばれます。
RPAツール、ノンプログラミングツールでは、使用方法が異なります。

RPAツールの設計・開発は一般にITベンダーや情報システム部門が行うのに対して、ノンプログラミングツールは通常、エンドユーザーが開発を担当します。
RPAツールもノンプログラミングツールも2017年から2018年にかけて、人手不足、働き方改革、業務効率化の流れから、金融機関を中心に導入が始まり、現在は様々な産業に広がっています。