分散システム=複数のコンピュータが分担してデータを処理するシステム
ネットワークで接続された複数のコンピュータが、分担してデータを処理するシステムは、一般に「分散(処理)システム」と呼ばれる。
堅牢性や冗長性などに優れているため、業務システム、Webシステム、そしてクラウドサービスもほとんどが分散システムを採用している。
ただし分散システムには、垂直分散型と水平分散型の2種類がある。
水平分散型は同じ役割を持つコンピュータ同士を接続したシステムであり、垂直分散型は異なる役割を持つコンピュータ同士を接続したシステムである。
垂直分散型システムと水平分散型システムでは特性が異なる
垂直分散型システムと水平分散型システムでは特性が異なるため、ニーズに応じて使い分けることとなる。
水平分散型システムのメリットは主に、負荷を分散できることや呼称のリスクを減らせることである。
一方、垂直分散型システムのメリットは、システムの柔軟性を向上できること、システム導入うじのコストを抑えられることだ。
ただし、垂直分散型の場合、管理コストがかかることになる。