ウェアラブル端末は今後、どの程度普及しますか?

腕や頭部など、身体に装着して利用するコンピュータです。

ウェアラブル端末とは、腕や頭部など、身体に装着して利用するコンピュータです。
国内外のメーカーから端末が発売され、スマートフォンやタブレットの次の市場として注目を集めています。
現在、発売されているウェアラブル端末には、リストバンド型、腕時計型(スマートウォッチ)、メガネ型(スマートグラス)、衣服型(スマートウェア)などがあります。
ウェアラブル端末が提供する機能は、健康データやライフログの取得、歩行・走行・移動距離の計測などのスポーツ・ヘルス系、電話やメールの応答、SNSやスケジュールの確認、音楽や映像の視聴などの情報・映像系に分けられます。

ウェアラブル端末やAR/VRは今後、普及していくと考えられています。

ウェアラブル端末が普及してきた背景には、コンピュータの小型・軽量化によりデバイスの軽量化が可能になったこと、モバイルインターネット環境が整備されたことでネットの常時接続が可能になったこと、各種センサーの精度が向上したことで多様な入出力や操作が可能になったことがあります。
ウェアラブル端末の普及により、人は多くの対象をコンピュータ端末を介して捉えるようになるため、現実を仮想的に拡張する技術である「AR(Augmented Reality、アグメンティッド・リアリティ)」や仮想的な現実を創り出す技術である「VR(Virtual Reality、バーチャルリアリティ)」の市場拡大につながると言われています。
実際に日本では、工場における製造プロセス確認、空港における機体整備などにおいて、ウェアラブル端末やAR/VRの活用が進められています。

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