ロボットは、どのような分野で活用されていますか?

製造や建築、介護や医療などの現場にロボットが導入されています。

ソフトバンクのPepperの登場で一時期関心が集まった人型ロボットは急速なブーム終焉を迎えた一方で、製造や建築、介護や医療、物流や農業などの現場には多くのロボットが導入されるようになってきました。
こうした現場で活躍しているロボットは、汎用的な用途ではなく、比較的狭い領域で人の動きをサポートしたり、人手による処理を代替したりすることで成功しています。
特に導入目覚ましいのが、塗装、溶接、研磨、組み立てなどの工程を産業用ロボットです。

製造現場の導入支援の役割をロボットSIerが担っています。

製造現場にロボット導入するにあたっては支援が求められ、その役割をロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)が担っています。
導入の流れは、基本的にシステム導入とあまり変わりありません。
システム企画、要件定義、基本設計、詳細設計を経て、製造、搬入・据え付け・調整、ユーザー引き渡し、本稼働へと進みます。
現在、ロボットSIerの役割を担っているのはハードウェアにも強い中小企業ですが、日本のロボットメーカーは競争力が高いこともあり、アジア圏などで市場拡大が予想されます。

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