NoSQLデータベースの利用は、なぜ増えてきたのですか?

NoSQLDBとは、RDB以外のDB全体を指す概念です。

NoSQLデータベース(NoSQLDB)とは、リレーショナルデータベース以外のデータベース全体を指す概念です。
主要なNoSQLDBは、キーとバリューの組み合わせ単位で管理するキーバリュー型、列方向のデータのまとまりで管理するカラム志向型、キーとドキュメントの組み合わせで管理するドキュメント志向型、ノード・リレーション・プロパティでノード間の関係で管理するグラフ型に分けられます。
NoSQLDBには、MongoDBやApacheCassandraといったオープンソースのDBMS(製品)のほか、グーグルのBiGTable、アマゾンのAmazonDynamoDBといったサービスがあります。

ビッグデータの登場により、NoSQLDBが使われるようになりました。

NoSQLDBがシステム開発で使われるようになってきた背景には、ビッグデータの存在があります。
ビッグデータを扱う上では、膨大なデータ量、データ処理の高速性、扱うデータの多様性に対応する必要があります。
NoSQLは、データの一貫性を管理しないためデータ処理能力が高く、柔軟なデータ構造を採用しているため多様なデータを扱えます。
これらの点がビッグデータ処理に向いているのです。

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