IoTシステムを構成する要素は、何ですか?

すべてのモノがインターネットを介してつながります。

IoT(InternetofThings、モノのインターネット)とは、すべてのモノがインターネットを介してつながるようになるという概念です。
IoTでは、情報端末だけでなく、家電や自動車、住宅や事務所、ICタグや産業機器・設備といったモノ同士の自律的なやり取りによって得られたデータを、インターネットを通じて情報システムに蓄積・分析・学習することで知見を得ます。そして、その知見を現実世界にフィードバックすることで、システムを改善していくのです。
なお、IoTと近い概念とされるM2Mは、モノ同士の自律的なやり取りによって正確かつリアルタイムな制御につなげる概念です(工場内や車内など、閉じた空間で使われる)。

アプリ、サーバ、ネット、デバイス、センサなどで構成されます。

現在、IoTが導入されている工場で使われるIoTシステムは通常、各種センターが組み込まれた産業機器・設備(センサデバイス層)、センサーからのデータを取得する無線機器(デバイスネットワーク層)、インターネット(層)、データを蓄積するサーバ(IoTシステムサーバ層)、データを分析・学習するシステム(IoTシステムアプリケーション層)で構成されます。

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