金融の分野で、イノベーションを起こします。
これまで金融の世界は、各国政府の管理下、銀行や証券といった金融機関が、入金や決済、株や保険の売買といったビジネスを行っていました。こうした動きに変化が現れたのは、ネット証券の登場した2000年前後です。いつでも取引できる、手数料が安い、投資情報が入手可能などのメリットから、現在は取引の95%以上がネット証券経由になっています。これと同様の現象が現在、決済や送金、融資や資産運用、経理や財務管理などの分野に広がりつつあります。イノベーションの担い手になっているのは、金融を意味するファイナンス(Finance)と、技術を意味するテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語FinTechと呼ばれる分野でサービスを提供するITベンダーです。
決済・送金、仮想通貨、クラウドファンディングなど様々なサービスがあります。
それぞれ、決済・送金ではPayPayや楽天、仮想通貨ではGMOやコインチェック、クラウドファンディングではCAMPFIREやReadyfor、個人資産運用ではウェルスナビ、ソーシャルレンディングではSBIグループ、会計ではフリーやマネーフォーワードなどが有名です。今後、Fintech市場は、大きく成長することが見込まれています。
