インターネットを通じて第3者にサービス提供の場を提供します。
プラットフォーマーとは一般に、インターネットを通じて第3者にサービス提供の場を提供する事業者のことです。プラットフォーマーとしてよく取り上げられるのは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4社、いわゆるGAFAです。たとえばアマゾンは、幅広い取扱品目によって、顧客と購買行動のデータを集め、EC・物流・金融決済のインフラを構築した上で、これらを外部事業者に提供しています。
サービス利用のデータがプラットフォーマーに集まります。
出店しているのは、小売事業者だけでなく、卸やメーカー、個人など多岐に渡り、例えばアマゾンが提供する商品のレコメンドや広告、API(アマゾンのアプリケーションを自社サイトに組み込むためのインターフェイス)を利用することで売上を伸ばした事業者の一部は、すでにアマゾンなしでは売上が立てられなくなっているとさえ言われています。
クラウドサービスのようなITサービスの分野でも、プラットフォーマーにベンダーロックイン(「I-11」参照)される可能性が高いと考えられています。そのため、なるべくスイッチング(乗り換え)コストの低い標準的な技術の利用が推奨されています。
