ホワイトボックステストとブラックボックステスト

モジュール単位で実施する単体テストの手法

ホワイトボックステストとブラックボックステストはいずれも、プログラムのモジュール(単体でも機能するが、他のモジュールと組み合わせても機能するプログラムの基本単位)単位で実施する単体テストの手法である。
ホワイトボックステストはモジュールの内部構造に着目して実施され、ブラックボックステストはモジュールの入出力に着目して実施される。
いずれも、テスト担当者のPC上(ローカル)に構築された開発環境で実施される。

意図通りの動作の検証と入力に対する出力の検証

ホワイトボックステストでは、モジュールがプログラムを作成した人の意図通りに動作するかを確認する。
ホワイトボックステストはプログラムの動作を確認するテストなので、プログラマが設計書を誤解したことによるミスは見つけられない。
一方、入力に対する出力結果が正しいかを検証するブラックボックステストでは、プログラム内部の処理はチェックできないため、すべてのバグを潰すことは難しい。

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