モジュールとモジュール分割

共通するデータ処理がモジュール、その洗い出しがモジュール分割

詳細設計では、機能をデータ処理に分割し、共通化できるデータ処理を洗い出す。
この共通化するデータ処理がモジュールであり、データ処理を洗い出す作業がモジュール分割である。
モジュールとは、ある意味、ソフトウェアを構成する部品である。
システム開発ではモジュール単位でプログラムを開発し、モジュール単位でテストすることになる。

モジュール分割で生産性向上とソフトウェア再利用が可能になる

このように、モジュール単位で開発・テストすることで、複数のメンバーで手分けして開発できるために生産性が向上し、モジュール単位でのソフトウェアの再利用も容易になる。
システム開発で使われるモジュール分割の手法にSTS分割やTR分割などがある。
STS分割ではデータの流れに注目してデータ処理を入力・変換・出力の機能に分け、TR分割ではデータ処理のトランザクション(やり取り)ごとにデータ処理を分ける。

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