ER図=概念モデル、論理モデル、物理モデル

ER図=実体と実体同士の関係性を表現した図

ER図(実体関連図)とは、「実体=エンティティ」と「実体同士の関係性」を表現した図である。
実体とは、独立した一意(1つしか意味を持たない)の対象物のことを指す。
たとえば、顧客や注文などが実体に該当する。
リレーショナルデータベース(RDB)の設計では、ER図の作成が必須となる。

概念モデル、論理モデル、物理モデル

ER図には、概念モデル、論理モデル、物理モデルの3種類がある。
概念モデルはシステム全体をモデル化した図、論理モデルは概念モデルにシステムが必要な属性を記述した図、物理モデルは論理モデルにデータの型(種類)やインデックス(注釈)などを記述した図である。
ER図は一般に、開発フェーズが進むにつれて、概念モデル、論理モデル、物理モデルと詳細化していき、概念モデルは要件定義フェーズに、論理モデルは基本設計フェーズに、物理モデルは詳細設計フェーズに作成することになる。

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