業務流れ図とユースケース図

業務流れ図には、データを処理する流れが示される。

要件定義では、業務を処理する組織・ユーザー・手段・手順を明確にすることが求められる。
そこでまず使われるのが業務流れ図だ。
最も基本的な業務流れ図であるフローチャートには、通常、データを処理する流れが示される。
また、アクティビティ図は、スイムレーンによって組織横断的な業務を区画に分けて表現できるため、部門間の役割が明確化される。

ユーザー視点で業務を整理したのがユースケース図である。

一方、ユーザー視点で業務を整理したのがユースケース図である。
ユースケース図では、考えている機能(ユースケース)を内側に、ユーザーや外部環境(アクター)を外側に描くことで、人とシステムとの関係性を表現する。
ユースケースは、主に情報システムによって解決する業務課題を見える化するために使われる。
要件定義では、業務流れ図やユースケース図を使うことで、どの業務をどのようにシステム化するかを詰める。

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