データベースとデータベースマネジメントシステム

データベースとデータベースマネジメントシステムは異なる概念。

データベース(DB)とデータベースマネジメントシステム(DBMS)は、しばしば混同されるが、2つは異なる。
DBは、ある特定の条件に当てはまるデータを複数収集して、使いやすい形で整理保存することで、データを利用できるようにするシステムという概念である。
一方、DBMSはデータベースを構築、管理するためのソフトウェアである。
DBMSを使えば、データベースのデータを効率的に入出力したり、追加・更新・削除したりできるようになる。

DBには、リレーショナル型、階層型、ネットワーク型がある。

DBには、理論的にはリレーショナル型、階層型、ネットワーク型という3つの種類があるとされる。
リレーショナルDBは、列と行で構成される構造を取り、列に重複しない項目が入り、行に各データが入力される。
階層型DBは、ツリー図のように1つのノードから下に複数のノードが派生する構造を取る。
そして、ネットワーク型DBは、1つの子ノードが複数の親ノードを持つ構造を取る。
現在、開発現場で使われているDBMSは、リレーショナル型のRDBMSである。
なお、開発現場では、DBMSのことを呼ぶことが多い。

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