品質管理とプロジェクト管理

品質管理とはコードやシステムの品質を管理する役割

品質管理とは、「ソフトウェアエンジニアリング」の観点から、プログラムのコードや設計、ひいてはシステムの設計や機能の品質などを管理する役割である。
具体的には、テストやコードレビューなどを通じて、「プログラムのコードやシステムの設計が正しく、わかりやすいか」(開発側の視点)、「アプリケーションがきちんと動くか」(顧客側の視点)をチェックする。
近年、システムトラブルを回避する意図から、ソフトウェアの品質が重視されていることから、ITベンダーにおいて「QAエンジニア」の採用も増えている。

プロジェクト管理とはプロジェクトの進捗・コストを管理する役割

一方、プロジェクト管理とは、「プロジェクトマネジメント」の観点から、プロジェクトの時間、コスト、品質を管理することで、プロジェクトを成功させる役割である。
具体的には、プロジェクトの進捗・コストレビューなどを通じて、「プロジェクトがきちんと進んでいるか」、「プロジェクトの予算が超過していないか」、「プロジェクトをきちんと管理できているか」をチェックする。
大手ITベンダーでは、通常、プロジェクトマネジメントオフィスがプロジェクト管理の役割を担っている。

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