システムの構成管理では、何をやるのですか?

システム構成を把握し、ハードウェアの利用状況などを監視します。

運用管理におけるシステムの構成管理とは、システム構成を把握し、主にハードウェアの利用状況などを監視し、メンテナンスする業務です。
監視・メンテナンスの対象となるのは、サーバやPC(クライアント)、モバイル端末やネットワーク機器などのハードウェアのほか、ユーザーのアカウントや利用状況、IPアドレスや回線・接続情報、サーバが置かれる施設の配線、電源・空調機器などです。

システム構成の変更時には、ドキュメントを修正します。

システムの運用管理では、ユーザーの要望、システム環境の変化などによって、システム構成の変更が必要になりますが、変更時には、システム納品時に作成したドキュメントを修正します。

バックアップにより、障害発生時に復元が可能になります。

変更点の各種ドキュメントへの反映、ファイルやシステムのバックアップ取得も、構成管理の業務として行われます。フィアルやシステムをバックアップすることで障害発生時に、復元が可能になるのです。
なお、システム開発においては、ソフトウェアの構成管理を実施します。この目的は、ソフトウェアに対する変更や修正をすべて記録し、ソースコードを復元できるようにすることであり、システムの構成管理とは別の業務です。

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