受入テストと検収印

受入テストでは機能や性能が要件定義通りかを確認する

受入テストでは、業務担当者や情報システム担当者などが、システムの機能や性能が要件定義の通りであるかを確認する。
具体的には、ユーザー企業の業務担当者が通常の業務で行っているのと同様に、業務データを入力し、「正しく業務を処理できているか」「操作性や運用面で問題がないか」「性能は十分か」「法律・安全基準・規制などの麺で問題ないか」などをチェックする。
最近は、ユーザー企業の委託を受けて、こうした受入テストを実施する事業者も存在する。

問題なければ、検収印をもらい、システム納品完了となる

受入テストで問題がないことを確認できれば、ITベンダーはユーザー企業から検収印を受取書に押してもらい、納品完了となる。
ただし実際のシステム開発では、多少の不具合があっても大きな問題がなければ、システムを納品することも多い。
その場合、システム納品後にバグを修正したり、機能を追加したりすることが多い。
ある意味、ITベンダーの営業には、こうした形での納品をユーザー企業に許してもらえるような関係性づくりが求められる。

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