コンピュータサイエンスとソフトウェアエンジニアリング

コンピュータに関する基礎から応用まで、体系的に学ぶ学門

コンピュータサイエンスとは、「すべての問題処理をコンピュータ上の計算手順に転換することにより自動化する方法を発明・発見する学問分野」である。
つまり、データ構造、アルゴリズム、データベース、ハードウェアの仕組みなど、コンピュータに関する基礎から応用まで、体系的に学ぶ学門である。
コンピュータサイエンスを学ぶことにより、現実世界の事象を情報システムに落とし込むことで、膨大なデータを処理できるようになる。

ソフトウェアの開発・運用にエンジニアリング的な手法を適用した工学分野

一方、ソフトウェアエンジニアリングとは、ソフトウェアの開発・運用にエンジニアリング的な手法を適用した工学分野である。
つまり、工業製品を製造するのと同様の考え方で、ソフトウェアを機能や部品に分割し、開発・組立・テストするための方法論である。
欧米の大学の情報科学科では、コンピュータサイエンスとソフトウェアエンジニアリングを学ぶが、日本ではあまり重視してこなかった。

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