サブスクリプション方式、買い切り方式とは

買い切り方式=製品そのものを一定額で販売するビジネスモデル

買い切り方式とは、製品そのものを一定額で販売するビジネスモデルである。
買い切り方式は現在、消費財や耐久消費財などのメーカーにおいて主流となっている。
買い切り方式の場合、通常、小売店や販売代理店などを通じて、製品や商品を販売することになる。

サブスクリプション方式=製品やサービスを一定期間利用できる権利に課金するビジネスモデル

サブスクリプション方式とは、製品やサービスを一定期間利用できる権利に対して定期的に課金するビジネスモデルである。
買い切り方式と比較して、サブスクリプション方式には、ユーザーにとっては「利用開始コストが抑えられる」「使わなくなったら簡単に止められる」「いつでも最新版を利用できる」などのメリットがある。
また、サービス提供側にとっても「継続的な売上が期待できる」「利用状況を把握できる」「メンテナンスが楽」などのメリットがある。

IT業界における買い切り方式とサブスクリプション方式

IT業界が扱う商材は、大きく、ハードウェアとソフトウェアに分かれる。
IT業界においても買い切り方式が主流だったが、現在、ソフトウェアについてはサブスクリプション方式が主流となりつつある。
サブスクリプション方式によるソフトウェアサービスはSaaSと呼ばれ、現在、多くのITサービス事業者が提供している。
なおサブスクリプション方式のビジネスモデルを採用する企業は、コンテンツ、アパレル、飲食などの業界においても、増えつつある。

おすすめの記事