財務・会計情報に紐づく経営資源の最適配分を図る
ERP(Enterprise Resource Planning、企業資源計画)とは、会計、人事、生産、物流、販売などの業務に関する情報を一元管理するという概念、またはそれを実現するシステムである。
ERPシステムは一般に、財務・会計情報に紐づく経営資源、すなわち人事労務、在庫、販売、顧客、営業、顧客情報などのリソースを最適配分するために使われる。
サプライチェーン全体での最適生産を図る
一方、SCM(Supply Chain Management、供給連鎖管理)は、計画(生産・販売)、調達、生産、物流、販売などの業務に関する情報を一元管理するという概念、またはそのシステムである。
SCMシステムは一般に、販売情報から導き出した生産予測情報をベースにして、サプライチェーン全体での最適生産を図るために使われる。
いずれも、情報システムとしての開発規模が極めて大きい。