プロダクトロックイン、プラットフォームロックイン

ベンダーロックインはプロダクトとプラットフォームの2種類に分けられる。

ベンダーロックインとは、プロダクトロックインとプラットフォームロックインに分けられる。
かつてベンダーロックインは、ハードウェアやソフトウェアなど、特定のプロダクト、ひいては特定の技術やサービスに依存して、切り替えが難しくなるリスクを指した。
しかし、クラウドサービスやWebサービスの登場によって、ベンダーロックインの主流がプラットフォームロックインが主流になりつつある。
プラットフォームロックインでは、特定プラットフォームの製品群やサービスに依存して切り替えが難しくなる。

プラットフォーム選択ではスイッチングコストも考慮することが求められる。

プラットフォームロックインのデメリットは、サービスの切り替えが難しくなるだけでない。
自社のアイディアをプラットフォームベンダーに剽窃されたり、サービス停止時に事業継続が難しくなったり、料金値上げに対する抵抗が難しかったりするなどのリスクもある。
そのため、特定のITプラットフォーマーのサービスを選択する際には、つねに別の選択肢を用意しておくことと、サービス切り替えのスイッチングコストを頭に入れておくことが求められる。

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