カンバン方式=「ジャストインタイム」を実現するための方法論
カンバン方式とは、「在庫をできるだけ持たないようにする生産方式=ジャストインタイム」を実現するための方法論である。
カンバン方式では、部品納入の時間、数量を記述した作業指示書を使うことにより、仕掛在庫を最小限にする。
カンバン方式は、トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一によって開発された。
チケット駆動型開発はカンバン方式と似たソフトウェア開発方法論
カンバン方式と類似するソフトウェア開発方法論に、チケット駆動型開発(TIDD)がある。
TIDDでは、開発タスクをプログラムの欠陥(バグ)を管理するシステム(BTS)のチケットに割り当てて、チケットを処理することで開発を勧める。
TIDDには、タスク共有や状況把握が容易、作業履歴が見える化される、などのメリットがある。
また、アジャイル開発との親和性が高いとされている。