サイバーハイジーンとは、セキュリティ意識を醸成する取り組みです。
サイバー衛生とも呼ばれるサイバーハイジーン（Cyber Hygiene）とは、セキュリティ意識を醸成する取り組みです。
サイバーハイジーンでは、社内のIT環境や個人のPCやインターネット接続環境を健全な状態に保つことを組織や社員一人ひとりに推奨します。
サイバー攻撃を防ぐ上で、最も重要なのはパッチや修正プログラムの適用による脆弱性の解消です。
そのためには、エンドポイントの状態把握と事前の対策が欠かせません。
サイバーハイジーンは、組織や社員の取り組みでこれを実現するのです。
サイバーレジリエンスとは、サイバー攻撃の影響を最小限に留める取り組みです。
一方、サイバーレジリエンス（Cyber Resilience）とは、社内のIT環境がサイバー攻撃を受けているときに、その影響を最小限に留めて、迅速に元の状態に復元することを目指す取り組みです。
従来のセキュリティ対策が主に侵入されないことに重点が置かれているのに対して、サイバーレジリエンスは完全に防ぐのは困難であるという前提の下、侵入後の対策に重点が置かれています。
サイバーレジリエンスの取り組みの下、EDR、NDR、XDRといったソリューションを導入することで、ゼロトラストセキュリティが実現されるのかもしれません。
