マルウェアにはどのような種類がありますか

PCに入り込んで不正な行為を行う不正プログラムの総称です。

「広義のウイルス」と同義であるマルウェアは、PCに入り込んで不正な行為を行う不正プログラムの総称です。
マルウェアはその振る舞いによって、自己増殖して宿主内で活動する「(狭義の)ウイルス」、自己増殖せずに偽装して活動する「トロイの木馬」、自己増殖して単独で活動する「ワーム」に大きく分けられます。

マルウェアはまた、侵入後の目的(行動)によって、個人情報やアクセス履歴などを収集して自動送信する「スパイウェア」、キーボードからの入力情報を収集する「キーロガー」、意図的にセキュリティホールを作り出して正規ルートを経ずにシステムに侵入する「バックドア」、遠隔地からのリモートアクセスを可能にする「ボット」、広告を強制的にユーザーの画面に表示させる「アドウェア」、外部サーバと通信し、別のマルウェアを端末にダウンロードさせる「ダウンローダー」、そして重要なデータやファイルを暗号化して読み取れなくし、ユーザーに「身代金」を要求する「ランサムウェア」にも分けられます。

マルウェアは侵入後の目的(行動)によっても分類されます。

近年は特に、ランサムウェアの侵入経路が複雑化しています。
そのため、世界的に攻撃を仕掛けるハッカー集団による企業被害が増えています。

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