CCoEは、どのような役割を果たすのですか

全社横断型で必要な人材、知見、リソースなどが集約されています。

CCoE(CloudCenterofExcellence)とは、クラウドを活用してビジネス変革するための組織であり、そこには全社横断型で必要な人材、知見、リソースなどが集約されています。
ビジネス部門には「クラウドに対する知識やリテラシーの不足」「クラウド環境が未整備」「クラウド環境の継続的な改修が難しい」などの課題があります。
情報システム部門には「組織としてクラウド利用のルールが未整備」「組織としてセキュリティやコストの管理が難しい」「案件の相談先がない」などの課題があります。
そのため、CCoEは、ポリシー・ガイドライン・技術戦略の策定やツールによる管理といったガバナンス機能、プロバイダの選択やアーキテクチャの提案や取引先の選択・交渉の仲介機能、組織としての実践支援や知識・コードの共有やトレーニングといったコミュニティ機能を提供します。

CCoEの位置づけは企業によって異なります。

CCoEの位置づけは企業によって異なります。
DX推進部門などと並列で独立して設置されたり、組織横断型にビジネス部門や情報システム部門を支えたり、情報システム部門の下に置かれたりすることで、ビジネス部門と情報システム部門をサポートします。

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