クラウドストレージにはどのようなメリット・デメリットがありますか

クラウドストレージを導入する企業が増えています。

現在、クラウドストレージを導入する企業が増えています。
導入の目的は、「(自動)バックアップ」「ファイル送信」「ファイル共有」などです。
ファイルサーバなどと比較して、クラウドストレージは、機器が壊れてもデータが消える心配は少なく、PPAP(「II-14」参照)などと比較してファイル送信のセキュリティリスクが低く、ファイル共有が容易で、共同編集などによる業務効率化を実現可能だからです。

クラウドストレージには、メリットもあるが、デメリットもあります。

またクラウドストレージを使えば、ファイルの一元管理が可能で、サーバの運用管理の必要もなく、どこからでもアクセスが容易で、利用状況に合わせて拡張でき、災害時などのリスクヘッジが可能です。
一方で、障害時の対応、パスワード管理、セキュリティリスクなどに懸念があり、ファイルサーバのような柔軟なカスタマイズはできないといったデメリットもあります。

日本企業では、Dropbox、Box、OneDriveが、主に使われています。

現在、組織外へのファイル送信の手段としても注目を集めている、ビジネス向けのクラウドストレージサービスには、Dropbox Business、Box、OneDrive for Businessがありますが、それぞれ、ファイル共有設定、共同作業、OS/アプリとの統合、アクセスログの記録など、提供する機能に差があります。

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