システムの納品時には、何が求められますか?

システムテスト後には、納品書とともにシステムを納品します。

多くのプロジェクトでは、システム納品時に操作・業務・障害対応のマニュアルとシステム仕様書を一緒に納品することが求められます。
その後、受入れテストを実施し、必要に応じてプログラムの修正、システムの再納品が実施するのです。

こうしたマニュアルは、システムにあまり詳しくない業務担当者も利用するため、わかりやすく作成することが非常に重要なります。
マニュアルを整備し、エンドユーザーにシステムの使い方をきちんと教えることで、サポートの手間がある程度省けるだけでなく、業務担当者から問題点などのフィードバックが得られ、システムを効率的に改善していくことも可能になるからです。
ところが多くの場合、操作マニュアルや運用マニュアルはシステムに詳しいエンジニアの視点で書かれるため、わかりにくく、ときには必要な情報が掲載されないなどの問題が起こっています。

検収書はシステムを無事納品したことの証明です。

そして、システムと各種ドキュメントを納品し(納品書)、受入れテストが無事完了して、システムが無事納品されたことを証明する検収書にユーザー企業の担当者から検収印をもらうと、システム導入は完了となります。

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