負荷、パフォーマンス、障害、セキュリティなどをテストします。
システムのテストでは通常、結合テストに通ったすべてのプログラムを本番同様の環境において動作させるシステムテスト、システムテストに通ったシステムをユーザー企業の情報システム部門や業務担当者が使ってみて、要件が満たされているかを確認する受入れテスト(検収・承認)という2つのテストが行われます。
システムテストと受入れテストはシステムの導入フェーズで行われ、システムテストは、ハードウェアはもちろん、サーバ、ミドルウェア、データベース、データまで、本番とほぼ同じステージング環境で行われます。
本番データを使って、本番環境でテストを実施します。
受入れテストは、実際の業務で使っている本番データを使って本番環境で実施することで、想定外のデータが存在しないことなどを確かめます。
なおシステムテストでは、機能だけでなく、サーバ、ミドルウェア、データベースなどの基本ソフトのバージョン違いによるトラブルが発生しないか、システムの性能は十分か、負荷をかけても大丈夫か、データのバックアップや復元などの作業に問題はないかなども確認します。