システム設計では、どのようなツールが使われますか?

システムの構造や機能、情報の流れなどを図でまとめます。

システム設計では通常、システムの構造や機能や振る舞い、情報の流れなどを図でまとめることで、プロジェクトのメンバー、情報システム部門の担当者、協力会社のメンバーの間でシステムの全体像を共有し、課題を洗い出します。
このときに使われるのが、様々なモデリングツールです。
使われるモデリングツールは、採用するシステム設計の方法論によって変わってきます。
処理を対象に設計するプロセス中心設計では通常、任意のシステムやプロセスの情報の流れをマップ化するDFD(データフローダイアグラム)と呼ばれるツールが使われます。データを対象に設計するデータ中心設計で使われるのはER図(論理モデル・物理モデル)です。

オブジェクト指向設計では、UMLが使われます。

そしてオブジェクト指向設計では、統一モデリング言語であるUMLのクラス図(静的構造図)やオブジェクト図(静的構造図)、シーケンス図(相互作用図)やステートチャート図(振る舞い図)などが使われます。

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