システム化企画と超上流では、何をやるのですか?

現行の業務プロセスを見える化し、理想的な業務プロセスを見つけます。

システム化による業務効率化や企業価値向上を提案するにあたっては、まずはどのような業務をどのように改善するべきかを考える必要があります。つまり、システム化対象の業務について、目指すべき業務品質やスケジュール、コストやリスク、そして開発体制などを決めるのです。このシステム化企画の業務は通常、ユーザー企業主導で行われます。システム化企画にあたっては、通常、現行の業務プロセス(As-Is)を見える化し、分析することで、経営課題や業務課題を抽出し、理想的な業務プロセス(To-Be)を見つけることになります。

ユーザー企業の業務フロー全体を俯瞰します。

システム化企画の過程では、フローチャートなどを使って、ユーザー企業の業務フロー全体を俯瞰し、まとめられる業務、省ける業務、新たに追加する業務を洗い出し、それぞれについて業務プロセスの課題をまとめます。その上で、新しい業務プロセスを支援するという観点からシステムの要件を明確にするのです。なお、この手法は個別最適している組織を全体最適化する際に特に有効です。

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