経営戦略を実現するためのITを考えます。
現在、多くの企業において業務がシステム化されたことで、ITと経営を統合的に考える必要が高まっています。そこで重要になるのがIT戦略です。そもそもユーザー企業は、「どのテーマや課題からIT投資すればいいかわからない」「課題解決に向けて導入するべきIT技術がわからない」「IT投資の効果が見えてこない」「バラバラにIT投資したためシステムが乱立している」といった課題を抱えています。ITベンダーには、システムの開発や運用管理だけでなく、企業の経営戦略に基づいて課題解決に役立つIT戦略を策定し、導入すべきIT技術を選定・調達し、それをシステムに落とし込み、その効果を検証する役割が求められています。
現状と理想を比較することで、IT戦略を立案します。
IT戦略策定にあたってよく使われるのが、業務プロセス、データ、データ処理、IT基盤について、現状と理想を比較するアプローチです。一般に、現状はAs-Is、理想はTo-Beと呼ばれます。現在、大手ITベンダーを中心に、ITコンサルティングのサービスの一環として、経営戦略をIT戦略に落とし込むサービスを提供する企業が増えています。