データベースは、どのようにデータを管理しているのですか?

データの属性を管理して、正規化します。

データベースとは、必要な情報を一元管理するためのシステムです。現在、主流となっているリレーショナルデータベース(RDB)では、複数の表とその関係(リレーション)によってデータ間のつながりを表現します。RDBの設計にあたっては「一元管理が必要な情報を正しく重複なくデータベースに記録する」必要があります。そこで求められるのが、情報のデータ型(数値、文字列、文字数など)や重複値・未入力の可否などを決める属性を決めて、情報の重複をなくし、管理や利用を容易にすることです。この作業は、一般に正規化と呼ばれます。

RDBMSを利用して、データを操作します。

データベース内に蓄積されたデータの操作は、多くの場合、SQL言語で指示します。情報の登録、検索、更新、削除などの命令を「SQL言語」によって行われます。なお実際の開発では、一からデータベースを構築することは稀で、UI作成機能、データ重複防止機能、リカバリ機能などが標準搭載された商用RDBマネジメントシステム(RDBMS)が使われることになります。

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