プログラムが機械語に翻訳されて、CPUに命令が伝わります。

プログラム(ソフトウェア)とは、コンピュータのハードウェア部分を動かす、一種の命令文です。「命令+データ」の形で書かれたプログラムは、周辺装置とのデータ入出力を司る「心臓部分=CPU」に命令を伝えます。この際、ハードウェアは数値(コード)の情報しか理解できないため、ハードウェアに対する命令は0と1で表現される電気信号(機械語)で表現されます。

かつてプログラムは機械語で書かれていました。しかし機械語には「プログラミングの生産性が低い」という欠点があります。そこで、その欠点を改善するために作られたのがプログラミング言語です。プログラミング言語には様々な種類がありますが、どれもできることに変わりはありません。書かれたプログラムは一括(コンパイラ型)あるいは1行ずつ(インタプリタ型)機械語に変換され、処理が実行されます。なお現在のシステムでは、オペレーティングシステム(OS)などの基本ソフトが様々な機能を提供しているので、開発者はそれらと組み合わせて動くプログラムを書くことになります。

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