採用形態は、受託開発系と自社開発系で異なります。
ITベンダーの採用形態は、受託開発系と自社開発系で異なります。
ITエンジニアの採用は、受注開発型企業ではプログラミング未経験者も対象ですが、自社開発型企業は基本、一定以上のスキルを持った人が対象です。
また自社開発系は、営業系の新卒採用が少なく、経験者の中途採用を重視しています。
一方、大手受託開発系の採用は例年、数百人規模で、採用の中心は、ITエンジニアが全体の7割、営業職採用は全体の2割程度です。
採用試験も、ITベンダーによって様々です。
ITエンジニアの採用では、独自の試験を実施するところも多く、外資の自社開発系はコーディング試験や電話面接、オンサイト面接を実施するなど、ITエンジニアとしてのスキルを厳しくチェックします。
仕事の生産性が、ITエンジニアの能力によって大きく左右されるIT業界では総じて給与は高目に設定されています。
ただし、給与は一般に企業の規模に比例し、2次請けや3次請けの中小企業は低くなります。
なお、外資系ベンダー、ITコンサルティングファームなどには、優秀な人材を確保するために、飛び抜けて高い給与やストックオプションを設定する企業もあります。