開発部門、営業部門、マーケティング部門、サポート部門などに分かれています。
一般に大手のソフトウェアベンダーやITサービスベンダーの組織は、製品ごとの開発部門のほか、営業部門、マーケティング部門、サポート部門などに分かれています。
開発部門では、SAPであればERP、セールスフォースであればCRMのように、自社が強みを持つ分野のソフトウェア・サービスの開発・運用を行っています。
プロダクトマネージャーの下に、基本ユニットが編成されます。
組織では、製品あるいはサービスごとに、プロダクトマネージャーの下に、プログラマやインフラエンジニア、デザイナーなどで構成される基本ユニットが編成され、システムの企画、設計、開発、テスト、運用までのすべてを担当しています。新製品などの場合にはマーケティング部門からマーケターが参加して、開発前から販促プランを立てたり、パートナー企業(システムインテグレータなど)向けのイベントを企画したりします。また、営業部門では、法人営業と技術営業がパートナー企業や大手企業に売り込む役割を担います。技術営業は、主にユーザー企業から技術的な問い合わせに答え、必要な場合には現場に出向いてトラブルを解決します。