大規模システムは、通常、SIerがユーザー企業から一括受注します。
大規模システムの場合、通常、システムインテグレータ(SIer)がユーザー企業から一括受注して、下請けとしてプログラム開発とテストを担当するソフトハウス(協力会社)、業務アプリケーションやミドルウェアなどを提供するソフトウェアベンダー、サーバマシンやネットワーク機器を提供するハードウェアベンダー、データセンター事業者などに、ネットワク・インフラの構築などを請け負うネットワークベンダー、システムの運用管理を担う運用管理ベンダーなどに発注します。
システム開発の受注のパターンは様々です。
業務自体を再設計するような場合にはITコンサルティングファームや総研、パッケージソフトを導入する場合にはソフトウェアベンダー、ITサービスを導入する場合にはITサービスベンダーが、それぞれユーザー企業にシステムインテグレータを紹介するケースも少なくありません。またソフトウェアやITサービスベンダーは、製品・サービスを提供するだけでなく、システムの開発・運用管理にあたって発生する様々なトラブルの解決を支援します。