DX推進指標、プラットフォーム デジタル化指標とは何ですか

DXへの取り組みの状況を企業が自己診断します。

DX推進指標とは、DXへの取り組みの状況を企業が自己診断するためのツールです。
DX推進では通常、ビジネスモデルや企業文化などの変革が求められますが、変革を進めらない企業が少なくありません。
DX推進指標は、自社の現状や課題、取るべきアクションを共有し、関係者によるアクションにつなげ、進捗を管理することで、ビジネスモデルや企業文化などの変革を進める上で使われます。
DX推進指標の活用にあたっては、「DX推進指標とそのガイダンス」に基づいて、IPAが提供する「DX推進指標自己診断フォーマット」に記載し、このフォーマットをDX推進ポータルに提出します。
その上で、自己診断結果とベンチマークを比較することにより、自社の「DX推進の成熟度」で現状を確認するのです。

システムがDXで求められる要件を満たしているかを評価します。

一方、プラットフォームデジタル化指標(PFデジタル化指標)とは、自社のITシステムがDXで求められる要件を満たしているかを評価するツールです。
PFデジタル化指標を使えば、現状のITシステムが最新データをいつでも利用できるか、環境変化に素早く対応できるか、投 資・人員・内製化率は適切か、データ分析・AI活用の仕組みは適切か、外部サービスを十分に利用しているかがわかります。
PFデジタル化指標を活用することで、機能システム別の問題点を可視化できます。
つまり、DX推進指標によってビジネス上の課題を、PFデジタル化指標によってシステム上の課題を見える化するのです。

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