外部連携先とその連携は、どのように整理しますか

外部の接続先や連携を集約することが推奨されています。

DX実践手引書では、外部接続先も含めて全体システム構成図内に記入するために、外部の接続先や連携を集約することが推奨されています。
外部接続先については、ほぼ同じ内容のやり取りをしている所を1つにまとめます。
例えば、商品の販売を外部企業に委託して納品・販売データをやり取りしていれば「外部接続先販売委託企業」としてグルーピングし、バックオフィス業務を外部に委託していれば「外部接続先業務委託企業」 としてグルーピングするのです。
こうしてグルーピングした結果は、外部接続先一覧として整理します。

機能システムと外部接続先間の連携でも、情報を集約します。

機能システムと外部接続先間の連携では、たとえば旅行代理店と施設等提供企業をいずれも販売企業とし、団体予約と個人予約をいずれも予約とします。
これによって、連携情報を集約します。
これにより、1つの機能システムと1つの外部接続先間の連携情報を、入力/出力についてそれぞれ1つ程度に集約することができます。

全体システム構成図で、外部接続先も含めたシステムの全体像を把握します。

集約した上で、グルーピングした外部接続先、外部接続先と機能システム間の連携を全体システム構成図内に記入します。
これにより、外部接続先も含めたシステムの全体像を把握するのです。

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