ITシステムを刷新する前に何をやるべきですか

既存のIT資産を分析・評価し、仕分けして、ITシステムを刷新します。

DXレポートによれば、既存のIT資産を分析・評価し、仕分けし、計画を立てた上で、ITシステムを刷新する必要があります。
分析・評価・ 仕分けでは通常、ITシステムを「A:頻繁に変更が発生する機能」「B:変更あるいは追加された機能」「C:不要な機能」「D:あまり変更が発 生しない機能」の4つに分けます。
Aは機能を分割した上でクラウド上で再構築し、Bはクラウド上で機能を追加し、Cは機能を縮小あるいは破棄し、Dは現状を維持するという計画を立てるのです。

ITシステムの「見える化」指標と診断スキームを構築します。

ただし、多くのユーザー企業はITシステムの内容を正確に把握できていません。
そのためDXレポートでは、ユーザー企業自身が「ITシステムの現状」「ITシステム構築に係る体制・仕組み」「ITシステム構築に係る実行プロセス」について「見える化」指標と診断スキームを構築することを提案しています。
ITシステムの現状については、技術的負債の対象や度合い、ITシステムやIT投資の成熟度、システムやデータの利活用を見える化します。
そして、ITシステム構築に係る体制・仕組み・実行プロセスについてはDX推進ガイドラインを参照するのです。

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