内製化、外部パートナーの契約、ジョイントベンチャーなど組み方は様々です。
DXを支えるITシステムは、内製開発のほか、外部パートナー(IT企業など)との契約、外部パートナーとのジョイントベンチャー、技術研究組合とのパートナーシップなどの下で開発されます。
外部パートナーとの契約では基本契約や個別契約を結ぶのに対して、ジョイントベンチャーでは民法667条1項に基づいて新会社を設立し、技術研究組合では技術研究組合法に基づいてプロジェクトを進めます。
また外部パートナーとの契約は、共同で内製開発を進める場合のコンサルティング契約と、プロダクトやプロダクトを利用したサービスを提供する場合のサービス利用契約が考えられます。
DXシステムの開発は内製モデルが最も望ましいと考えられています。
一般に、内製化モデルでは開発規模が小さく開発難易度が低いのに対して、外部パートナーとの契約モデルでは開発規模が小さく開発難易度が高く、外部パートナーとのジョイントベンチャーモデルでは開発規模が大きく開発難易度が低くなります。
そして、技術研究組合との技術開発では開発規模が大きく開発難易度も高くなりがちです。
そのため、DXシステムの開発は内製モデルが最も望ましいと考えられているのです。