CIO、CDO、CISOはどのような役割を果たしますか

日本企業には、CIO、CIS、CDOなどのIT関連の責任者が置かれています。

近年、多くの日本企業が、複数のIT関連の責任者を配置するようになっています。
CIO(ChiefInformationOfficer、最高情報責任者)は、情報システム部門を統括し、ITインフラやアプリケーションやアカウントを管理します。
セキュリティインシデントの増加に伴って設置されるようになったCIS(Chief Information Security Officer、最高情報セキュリティ責任者)は、リスクやセキュリティや情報プライバシーを管理します。
そして、DX推進のために設置されているCDO(ChiefDigitalOfficer、最高デジタル責任者)はデータの利活用や分析や信頼性・質を管理します。

DXレポート2でも、CIOとIT部門長の役割分担が解説されています。

CIOとIT部門長の役割分担はDXレポート2で以下のように解説されています。
CIOは、経営サイドに軸足を置いて、情報活用による経営戦略の創造、全社横断のビジネス変革、ITガバナンスの確立を主たる役割としています。
これに対しIT部門長は、現場サイドに軸足を置き、情報システムの最適化など、現場の困りごとをシステムで効率的に解決する役割を負っているのです。

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