デジタルエンタープライズはどのように分類できますか

デジタルエンタープライズは4つのタイプに類型化されます。

DXレポート2.1では、「デジタルエンタープライズ=DXを実現した企業」を4つのタイプに類型化しています。
すなわち、新たなビジネスモデルを顧客とともに形成する「①企業の変革を共に推進するパートナー」、DXの専門家として技術や外部リソースの組み合わせを提案する「②DXに必要な技術を提供するパートナー」、業界ごとの共通プラットフォームをサービスとして提供する「③共通プラットフォームの提供主体」、ITを通じて新しい事業やサービスを提供する「④新ビジネス・サービスの提供主体」の4つです。

ユーザー企業は、どのタイプと組むかを判断しなくてはなりません。

①に属する企業は内製開発する部分と外部のサービスを利用する部分の決定、業務の変革や内製部分の開発を支援し、④に属する企業は技術的競争領域や事業的競争領域にリソースを集中させます。
ユーザー企業は、どのタイプのデジタルエンタープライズと組むかを判断しなくてはなりません。
一定程度の内製開発を実施するユーザー企業は①と組み、技術コンポーネントの導入を検討しているユーザー企業は②と組み、共通プラットフォームの導入を検討しているユーザー企業は、③と組むことになります。

おすすめの記事