システム開発を管理するための方法論です。
ビジネスとして情報システムを開発・運用管理しているITベンダー、情報システムを事業に活用するユーザー企業の双方にとって、「要件を満たしバグのない情報システムを開発する」「システム開発の生産性を上げる」「運用管理を効率化する」ことと同様に重要なのが、求められる品質(Q)のシステムを予定通りの予算(C)と期日(D)に完成することです。こうしたマネジメント的な視点からシステム開発を管理するための方法論として利用されているのが、プロジェクトマネジメント(PM)です。
PMBOKガイドは、フレームワークを提供しています。
PMの教典であるプロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOKガイド)では、プロジェクトのQCDを管理するため、スコープ、タイム、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達、統合という9つの知識エリア、立上げ、計画、実行、コントロール、終結というプロセスマップをフレームワークとして提供しています。プロジェクトマネージャーは、これらの標準的な知識・手法・方法論などを利用して、プロジェクトを成功に導きます。
